香取慎吾さん主演 映画『凪待ち』を観て

今日の好奇心 映画

いつもの明るいイメージとは真逆の表情のポスター。

香取慎吾さんの主演だから、観に行くものだ!と決めていた。

凪待ち

ラッキーなことに、公開前日に、関西系のTVで映画のインタービューを受けているのを見た。

インタビュアーはトミーズ雅さん。

 

主人公の怒りの性格、ギャンブルで負けたときの行動、、、

慎吾ちゃんの地が出ているのでは?

 

との質問に対して

 

この映画については、いろいろと沢山インタビューを受けてきけど

そんな質問をされたのは初めてで、

図星

だと答えていた。

 

え?…(これは、とりあえず観るしかないなと、ますます)

 

「また白石監督と映画をやりたい」

と語っていたので

本人も手応えのある映画となったことには間違いがなさそうだった。

 

仲間をかばって職場を離れることになるなど

根はいい人の主人公。

時代のせいなのか、周囲のせいなのか

不器用な性格だからうまく立ち回れずに悶々と

女性とその娘との3人での暮らしをしている。

 

決して一家の主人としてではなく

髪結屋の亭主とおなじく、美容師の女性に生計を頼っている。

思い通りにいかない人生の

はけ口にしているのか

ギャンブル。

 

映画の中で、このギャンブル(競艇)は

大きな要素になっている。

知らない世界の、

不安と緊張感が際限なく広がる。

 

明らかに限度を超えた行動。

お願い誰か止めさせて!と憧れのスターである慎吾ちゃんに声をかけたくなるほど

主人公としての演技は凄まじかった。

 

川崎ではじまった舞台は

福島へと移動する。

 

周りの出演者は、それぞれがそれぞれの役がすごいのだが

特にリリー・フランキーさんの人のよさには

観ていて、安心し、その優しさには感謝もした。

こんなにいい人は他にはいないとまで思っていた。

 

主人公自身がトラブルを起こして、行き場のない生活をしてしまう。

どうしたら軌道修正もできずにいるまま

よからぬ方へと次から次へと連鎖していく。

ホッとし、また起こる。

それぞれの人間の弱さと身勝手さが迫ってきて

身につまされる。

 

大きな事件が起こる。

 

エンディングまで見逃してはいけない。

この映画で香取慎吾さんには主演男優賞とってほしい。

 

白石監督がこの役を選んだ

その眼力に十二分に応えていたのではないのかな。

 

アイドル香取慎吾ではなく

映画俳優 香取慎吾。

 

贔屓目なしに映画 凪待ち

最高レベルだと思いました。

 

SMAPファンはもちろん

映画ファンは見逃してほしくないな。

凪待ち

凪待ち

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