映画『記憶にございません』を観て

三谷幸喜さんの最新作『記憶にございません』を観てきました。

すでに観た人から

「面白かった！」と聞いていたので、安心して楽しみでした。

これまでも三谷幸喜さんの作品とあれば

舞台・映画・TVと

楽しませていただいています。

 

ただ

ただ

数年前の映画『ギャラクシー街道』には

ワタシ的には設定も内容もまったく理解不能

思考停止に陥ってしまた経験があり

ちょっとした

トラウマに…

 

今回の宣伝でも

主演の中井貴一さんが

「記憶にございません！だから記憶にねぇんだよ！」と

なんども叫んでいるシーンに

映画のタイトルが一致しすぎているから

なんとなく

期待はしていなかったのです…

 

しかし

しかし

 

やっぱり、さすがの三谷幸喜さん！

 

設定が面白い

それに沿った出演者の皆様の演技

おもいもかけない配役。

 

あちこちで遊んでいる感じを見つけ出すのが面白さを相乗して

みんなが楽しんで作り上げたのがよく分かる。

 

大いに笑わせてもらいました。

 

映画館の大勢の中なのに

みんながそれぞれ家でくつろいで観ているかのようで

あちこちで声を上げて笑っていました。

 

ついつい私も並んで座った家族に

「あそこ！あそこ！」

と話しかけてしまったり（汗）

 

エンディングロールの出演者を見るのは

まるで答え合わせのようなドキドキ感。

 

天海祐希さん

声の出演の山寺宏一さんには

気がつけなかったな…。残念

 

三谷幸喜さんは

石田ゆり子さんのことを「好きなタイプ」なのだろうなと

確信。

 

意外な配役にも楽しめました。

特にローリーさん、有働さん、ジャルジャルの後藤さん。

 

安心して楽しめる娯楽映画で

心優しくなって帰ってきました！

 

単純な内容を予測していった自分が浅はかで恥ずかしい。