「インプット大全」を読んで

「インプット大全」を読んで

情報を仕事や勉強で活用したい、読んだ本の内容を忘れたくない、仕事や実生活に変化を起こしたい、と願っている人々へ

  • たくさん本を読んでいるのにほとんど覚えていない
  • 見た映画の面白さを上手く人に伝えられない
  • インプットすることが多すぎるので、なかなかアウトプットができていない

思い当たる人へ樺沢紫苑さんのインプットインプット大全をお勧めします。

学び効率が最大化するインプット大全
著者:精神科医 樺沢紫苑
出版社: サンクチュアリ出版
発売日: 2018年8月3日

本著は誰もが感じているインプットしてもほとんど忘れてしまうという悩みに対して

ヒント解決策を示してくれる。

 

それはインプットは量ではなく質が大切で、

闇雲に量だけインプットしても自己成長には繋がらないということを

はっきりと気づかせてくれる。

 

いかにして良質なインプットができるか

インプットを今一度見直すことで

圧倒的に結果が出るアウトプット力を高める方法を紹介してくれる

唯一無二の良書だと私は思いました。

 

この本は7つのチャプターに分かれています。

はじめにインプットの基本法則

次に科学的に記憶に残る本の読み方

そして学びの理解が深まる話の聞き方

その後に全てを自己成長に変えるものの見方

次に最短で最大効率とインターネット活用術

あらゆる能力を引き出す最強の学び方とあり

最後にインプット力を飛躍させる方法の応用編

が書かれています。

 

著者の樺沢紫苑さんは

毎日のメルマガ Facebook YouTube に加えて

執筆・出版・セミナーなど圧倒的な時間をかけてアウトプットをされている

 

そのインプットの方法と量がどれほどのものなのか

読者としては大変興味と関心がありました。

 

ある実験によると

私たちの生活の中でインプットをしていることでも

記憶に残っていることが3%

実はそのインプットの97%が無駄だ

という現実です

 

この究極の時間の無駄遣いに警鐘を鳴らす

いかに質の高いインプットをするかという方法を具体的に書いてあります。

 

ほとんどが見開きで完結しているので

サクサクと読み進めることができます。

 

ナニを省いてドコに重点を置くか

情報化社会において

いかに私たちが効率の悪いインプットをしているか。

  • それを修正する本の読み方
  • 学びの理解が深まる話の聞き方
  • 全てを自己成長に変えるものの見方
  • 最短で最大効率のインターネット活用術
  • あらゆる能力を引き出す最強の学び方

科学的根拠と著者の経験が詰まった内容です

アウトプットの大家だけあって

文章も非常に読みやすく

身近な提案なので数時間で読めるのではないかと思います。

おすすめする理由

私が本書をおすすめする理由は以下の3つの点です。

  1. インプットは量ではなく質であるということの根拠が科学的で具体的
  2. インプットの方法や行動が明確
  3. すぐに実践できる方法

本著は私のインプットをしているのにアウトプットができないという

長年の悩みを解消してくれた。

それはどうして?

何のためにインプットをするのか?

大量にインプットをしないとアウトプットができないんだ

まだまだ自分にはインプットが足りないからアウトプットができないんだ

と思い込んでいました

しかし実のところ

インプット過剰でアウトプット不足だという指摘は

かなりの衝撃でした。

そして面白いのはインプットはアウトプットを前提にしてするものだという点です。

インプットは量ではなく質を上げよ

樺沢紫苑さんは毎日大量のアウトプットをしているにもかかわらず

インプット1アウトプット9の割合だという

 

それだけインプットには厳選して質を上げる努力が必要

努力とは言ってもそれは確かな情報を得るには

人の評判だったり信頼できる人の情報で十分で

逆にやみくもにインプットをしてはいけないということだった

 

この点私の場合

何でも自分で確かめたいと言う欲求は抑えるべきだと肝に銘じた

本著では私のようにインプットだけを考えているに人にとって

いかに良質な情報を効率的に得る方法が

具体的に紹介されている。

これは非常に役立つ、素晴らしいと感じました。

 

まとめ

本著はインプットに悩む人にとって

素晴らしい1冊であることは間違いなく

またインプットをするということはすべてアウトプットにつながっていることなので

仕事や勉強 年齢を問わず役に立つ内容だと思います

 

明確で科学的で論理的に説明されていて腑に落ちます。

アウトプットの前にインプットがある

アウトプットの前提としてのインプット

この考え方で目標を持ってインプットを進めれば

必ず自分の身になる知識が得られ

それはこれからの情報化社会を生き抜く上でとても重要な技術だと確信しました

一刻も早く本著を読むことをオススメいたします。

さいごに

樺沢紫苑さんはいつも

本を読んだ中で三つの事を実践しなさいとおっしゃいます

私も

  1. インプットの前に何のためにするのかを考えてから、インプットをする
  2. インプット過多をやめ、アウトプットに費やす
  3. インプットしたからにはアウトプットをする

実践するためにこの本の感想をブログに書きました。

 

アウトプット前提の良質なインプット!を心がけたいと強く思いました。

皆様も「AZでいこう」をぜひ実践してください。

 

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