長い文章をやめて、わかりやすい画像をつくってみた

つくる






長い文章をやめて、わかりやすい画像をつくってみた


長い文章をやめて、わかりやすい画像をつくってみた

浅草の夕食を、5軒まで絞りました。

すき焼き、どじょう鍋、蕎麦、洋食。

どれも老舗で、捨てがたい。

優柔不断なワタシには、これ以上は決められません。

あとは友だちに選んでもらうしかない!と。

そこで作ったのが、この記事の題にした「わかりやすい画像」です。

といっても、写真でもイラストでもありません。

5軒が一目で見比べられる、カードを並べた1枚のページ。

順を追って書きますね。

LINEに書き始めたのです

店の名前。

値段。

閉店時間。

予約が取れるかどうか。

地図のリンク。

5軒ぶん。

……書き終えて、スクロールバーを見て、笑ってしまいました。

長い。

これ、読む気になるでしょうか。

自分が受け取ったら、たぶん「あとで見るね」で終わります。

そして、たぶん見ません。

長いのが悪いのではなくて

情報の量は、そんなに減らせません。

値段を書かなければ選べない。

閉店時間も大事。

予約の可否だって、当日の動き方が変わります。

削れないのです。

問題は量ではなくて、縦に一列に並んでいることでした。

LINEって、比べられないのです。

上に戻って、下に行って、また上に戻って。

比較には向いていない形なのですよね。

あれは「流れていく」ための道具ですから。

それなら、カードにすればいい

思いついて、1ページ作りました。

1軒につき、カード1枚。

名前、ひとこと説明、値段、閉店時間、電話番号、地図。

ぜんぶ同じ場所に、同じ順番で。

こうすると、目が横に走ります。

「あ、これは高いな」

「こっちは21時までか」

比べる、という動作ができるようになる。

これがカードの正体だと思います。

デザインは千社札から借りました

浅草寺に貼ってある、あの細長い名前札です。

札の左端に時刻を縦書きで入れて、藍色と朱で。

浅草の話なので、浅草のものから借りてくる。

こういうのは、悩まないほうがうまくいく気がします。

ゼロから「おしゃれなデザイン」を考えようとすると、たいてい手が止まりますから。

Netlifyに置くだけ

作ったHTMLを、どう渡すか。

ここでNetlifyです。

  1. app.netlify.com を開いて、ログイン
  2. ファイルをドラッグ&ドロップ
  3. 出てきたURLをコピー
  4. LINEに貼る

以上。

無料です。

かかった時間は、たぶん3分。

サーバーの契約も、ドメインの設定もいりません。

「ちょっと見せたいだけ」に、ちょうどいいのですよね。

相手のスマホでは、電話番号をタップすれば発信、地図をタップすればGoogleマップが開きます。

結果

送りました。

返事、3分後。

「ヨシカミ!」

即決でした。

5軒を並べて見せたら、迷わなかった。

長文で送っていたら、こうはならなかったと思います。

実物が、これです

言葉で説明するより、見ていただいたほうが早いですね。

左は5軒の候補をカードで並べたページ、右はヨシカミに決まったあとの道すじのページ

左が、友だちに選んでもらうために送ったもの。

右が、ヨシカミに決まったあとに作り直したものです。

同じカードを、並べ替えただけ。

1軒につき1枚。名前、説明、値段、閉店時間、電話番号、地図。ぜんぶ同じ場所に、同じ順番で。

だから、目が横に走るのです。

実際にさわってみたい方は、こちらからどうぞ。

作り直しが、早い

面白かったのは、そのあとです。

ヨシカミに決まったので、今度は道すじだけのページを作り直しました。

候補のセクションを外して、ヨシカミを時刻表の中に入れて。

同じ千社札のカードを、そのまま並べ替えるだけ。

土台があると、作り直しが早いのですよね。

しかも最初の5軒版は消していないので、こうして記事のネタにもなっています。

一粒で二度。

使えそうな場面

友だちとの店選び以外にも、いろいろありそうです。

  • 旅行の日程を家族に共有する
  • 引っ越し先の候補物件を並べる
  • 習い事の教室を比べる
  • 親に病院の候補を送る

要するに、「選んでもらいたいものが3つ以上あるとき」

LINEの長文になりそうだな、と思ったら、カードにする。

これ、けっこう応用が利きます。


道具の話をしてきましたが、目的はひとつでした。

久しぶりに会う友だちに、気持ちよく選んでもらいたかった。

それだけです。

3分で「ヨシカミ!」と返ってきたときは、けっこう嬉しかったのですよ。