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冷蔵庫を開けるたびに、目には入っていたのです。
「いつか使おう」と思いながら、見て見ぬふりをしていた大葉。
そうこうしているうちに、気づけば1ヶ月ほど。
大葉といえば、2〜3日で黒ずんだり、しなっとしたりする、あの繊細な葉っぱですよね。覚悟してふたを開けたら……青々として、葉先までピン! 思わず二度見してしまいました。

想像以上に効いたのは、このふたつ
袋のまま冷蔵庫に入れるのではなく、ひと手間かけたのが「水」と「真空」。想像以上に効いたのは、このふたつでしょう。

- 小さなコップに、少しだけ水を入れる
- 大葉の茎を、水にさす
- コップごと真空保存容器に入れて、空気をぬいて冷蔵庫へ
使っている容器は、VAKUEN(バクエン)という真空保存容器です。ふたの上に専用の小さな電動ポンプをのせてボタンを押すと、中の空気をぬいてくれて、終わると自動で止まります。手でシュコシュコする手間もなく、ずぼらな私にはぴったりなのです。

これが1ヶ月後の大葉です。ふちのギザギザまでシャキッとしていますよね。
どうしてこんなに効果があったのか、そこを調べてみた
あまりにびっくりしたので、なぜなのか調べてみました。
へえ! その1 野菜は、収穫されたあとも「呼吸」している
野菜は畑からとったあとも生きていて、酸素を取りこみながら、自分の中の栄養を少しずつ使っているのだとか。冷蔵庫の中でも、その呼吸は止まりません。
容器の空気をぬくと酸素が少なくなるので、呼吸も、色が変わる酸化も、ゆっくりになるというわけです。
へえ! その2 大葉は「乾燥」が大の苦手
大葉がしなっとするいちばんの原因は、水分がぬけてしまうこと。茎を水にさしておけば、葉っぱは自分で水を吸えます。さらにふたで密閉されているので、水分も逃げにくい。
「水」で中から、「真空」で外から守る、ダブルの効果だったのですね。
ちなみにVAKUENは韓国生まれのブランドで、メーカーは「ふつうの保存にくらべて、鮮度を最大5倍長くキープ」とうたっています。大葉はふつうなら数日なので、1ヶ月は……うちの大葉、がんばりすぎかもしれません。

60代の台所に、うれしい理由
大葉は1袋に10枚ほど入っていることが多いですよね。でも、薬味として使うのは1回に2〜3枚。家族が少ないと、使い切る前にダメにしてしまうことも、よくありました。
長持ちしてくれると、
- 冷ややっこやおそうめんに、食べたいときに少しずつ使える
- 「あ、また捨ててしまった……」という小さな罪悪感がなくなる
- 買い物に行く回数も、少しへらせる
と、いいことづくめなのです。

その後、おいしくいただきました
1ヶ月ものの大葉は、さっそく翌朝の納豆ごはんにのせました。刻んでも緑が濃くて、香りもしっかり。わかめのお味噌汁と、大根おろしを添えた焼き魚と一緒に、ありがたくいただきました。


ちなみに ちょっとあると嬉しい大葉
小さな葉っぱなのに、大葉は栄養がぎっしり。β-カロテンは野菜の中でもトップクラスで、体の中でビタミンAに変わり、肌や粘膜を元気に保ってくれます。10枚(約10g)でカルシウムが約23mg、ビタミンKやビタミンEも含まれていて、しかも約3kcalととても低カロリーなのです。
あのさわやかな香りのもとは「ペリルアルデヒド」という成分。食欲をわかせる働きや、強い抗菌作用があるとされています。お刺身に大葉が添えてあるのは、ちゃんと理由があったのですね。
薬味として食べる量は少しなので、「これで健康に!」というより、毎日ちょこっと足せるうれしいおまけ。だからこそ、長持ちしてくれるのがありがたいのです。
※栄養の数値は、文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)」をもとにしています。
「見て見ぬふりの大葉」から、思いがけない発見がありました。この記事が、あなたの好奇心が発動するきっかけになったら、うれしいです。

ただし、よい子は1ヶ月も放置しないでね。
今回使った真空保存容器(おすすめはスターターセット)
ポンプをのせてボタンを押すだけで、思ったよりずっと手軽でした。はじめての方には、容器とポンプがそろったスターターセットがおすすめです。もしよければ、気になる方はのぞいてみてくださいね。
